非行に向き合う前に

ひさしぶりにカフェの中で仕事。今日は施設に行き、職員の方々と会議。その後実習の巡回指導、今日は1か所だけ。夏場、福祉系学部学科の先生は、巡回指導や帰校日指導などもあって、いろいろ大変。いったいいつ研究に没頭できるのだろうか。

いじめ問題がまた全国で一斉に報じられるようになってきた。様々意見も飛び交っているけど、「問題」が起きないと子どもたちに眼差しって余り向けられていない。学校も同じ。普段の何気ない会話、やりとりを大事にできなければ、いじめも見逃すことになる。


少年の非行問題も同じ。非行に至るまでに何か抱えている問題はなかったのか、支えられることはなかったのか。問題を抱えていることが非行の理由にはならない、という声もあるが、その人自身が大事にされている、大切に思われていると実感しないと、起こしてしまった行為をきちんと受け止めることも、そして未来へと続く今後の道のりを一歩一歩歩いていくことも、何より社会も、前には進まない。

せっかく生きる人生を大切にできる社会でありたい。