2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大学でも学ぶにも「障害」がある。

最近、障害のある人たちに関する記事が多くなっている。当事者という立場、支援者という立場、両方の立場を併せ持っている私なので、先日も、とある大学の先生から、あなたは当事者なのですか、支援者なのですか、傍観者なのですかと問われることがある。一…

「程度」を問うことと「本質」を問うこと

福祉の制度改革に関わる問題について、議論をするとどうしてもかみ合わない価値観の違いに遭遇することが間々ある。当事者が問題の重大性を叫んだところで、大勢の非関係者の社会的効用の前に、数の力で屈してしまう。いくら、当事者にエビデンスベースドの…

ぼーっと自分と相手に向き合う日々

いろいろ自分自身に向き合う時間。妻にしてあげられることがなくなってしまった中で、何をなすべきか。子どもに関わる実践や研究をしているとはいえ、重たすぎる現実だなと突き付けられる。今はまだちゃんと向き合う余裕はない。前を向いて、歩んでいってほ…

桜が待ち遠しい季節になりました。

大阪や東京の教育現場で、君が代の起立斉唱が大きく注目されてしまったせいで、肝心な主役である卒業生たちの旅立ちを祝うという本来の意義が、かすんでしまっている卒業式。そして秋入学が始まれば、桜の開花が待ち遠しい卒業式というのもなくなってしまう…

韓国から日本へ

韓国の大学講義にゲストとして呼んで頂き、2泊3日で2つの大学を回った。「日本の児童福祉の課題〜東日本大震災の前と後〜」というテーマでの講義。東日本大震災が起きて、さらに顕在化した課題もあれば、高度経済成長期以降、まったく解決の糸口が示されてい…

児童自立支援施設ってなんだろう

児童自立支援施設ってなに?、最近勉強会に招かれるときによく聞かれることが多い質問。児童自立支援施設の概要と共に実践についてかいつまんで解説をしている本がある。 児童自立支援施設これまでとこれから―厳罰化に抗する新たな役割を担うために作者: 小…

3月は忙しいというのはマジだった。

大学もNPOも多忙を極める日々。4月に向けていろいろ準備をしなくてはいけない。だが、次から次へとやらねばならないことが増える。今日から始まる学会があったが、今年は研修の講師依頼があったため行かなかった。次回こそは、インプットできるようにした…

シングルパパ目線で遺族年金を眺める

最近はNPOの活動に必死だったり、研修や勉強会によんで頂いたりで非常に多忙な日々を過ごしております。とりわけ、しつこいようですが、4月からの障害福祉サービスの制度改正への対応にてんてこまい。研究の時間はもとより、自分の思考を落ち着かせたり、…

「認定」社会福祉士制度への批判的検討

昨日の夜、NPOのスタッフのみんなと自宅でミーティングをしたときに、標記の件について話題に上ったので少し書き記してみたい。私の以前のブログをお読みになっている方なら、ご存知だろう。私はこの制度については、反対の立場である。わざわざ資格に階…

現場はてんてこまい

最近、Twitterでもグチってしまっているけど、厚生労働省に振り回されている。いい加減、どうにかしてほしい。4月からの制度改正ですが、未だに、手続きやルール等の詳細が示されず、現場は困惑。同世代でがんばっている友人などとも情報の共有をしているけ…

ブログはじめました。

はじめてみました、ブログ。遅すぎるだろ!!というツッコミをお待ちしております。おまえどれだけ乗り換えているんだよ!!というツッコミはおことわりします☆ Bloggerのブログもよかったのですが、うまく自分でドライブできそうにないな、と思いまして、今…