おひさしぶりです、大晦日。

大晦日、今年は里親の家に。新千歳空港からは車で4時間くらいのところにある歌志内に家があります。小学校時代の同級生と同窓会したり、息子たちをスキーに連れて行ったり、濃厚な日々になりそうです。


さて今年を少しだけ振り返って、来年に備えたいと思います。


1月は長野県・松本市三重県伊賀市に調査に行きました。伊賀市は、ちょっとした縁がありまして頻繁に伺っていますが、今年その縁のあった方が亡くなられました。私にとっては大学院時代の研究の師とも言える方で、もうお会いすることができないと思うと、残念な気持ちでいっぱいです。


2月は、除染活動の現状を知るために、まだ雪深い福島県伊達市を訪れました。震災以来、いわゆる被災地域を歩くことがとても多かったのですが、その訪問の中でも最も心に残った訪問となりました。街の若者世代の危機感、使命感、覚悟がインタビュー通じて、伝わってきました。


3月は多忙の合間を縫って、まだ今よりは国民感情が悪化していなかった韓国へ。東日本大震災以降の日本の子どもたちの状況などについて、韓国の研究者の方々と意見交換しました。韓国の学生さんの前のめりに意見を述べる姿勢に、えらく 怯んでしまったことを記憶しています。


9月はカナダに調査に行きました。LGBTを巡る様々なサポートつくり、居場所つくりなどをメインにみてまわりました。思い返せば、今年は海外に5回いっているという事実。たぶん過去最高の回数です。日本で大きな震災があった翌年だけに、いろいろ吸収したいという思いに駆られていたのかもしれません。


研究絡みで言うと、今年は小さな勉強会にも参加者、ゲストスピーカー問わず、かなりの数参加させていただきました。タイガーマスク基金の勉強会や貧困や父子家庭に関するものが多かったようです。