2013-01-01から1年間の記事一覧

児童自立支援施設 試論その3 〜勇気のバトンをつなぐために〜

今年も春を迎えることができた。様々な思いを込め、スタートラインに立つ学生の皆さんを見ていると、こちらも身の引き締まる思いになる。今年度、我が家の息子たちの中に、そうした節目の年を迎える息子たちがいないので、少しだけ穏やかに春を迎えられてい…

また児童自立支援施設で不適切事案。

ここのところ、児童自立支援施設で不適切な事案が相次いでいるように思われる。そして様々な事件も報じられている。そしてまた不適切事案が報じられている。福岡県の児童自立支援施設での事案。 県立の自立支援施設 少年に穴掘り懲罰 無断外出などに 深さ2…

私の本棚 その4 〜「児童養護施設の子どもたちの生活過程―子どもたちはなぜ排除状態から抜け出せないのか―」〜

書類作成やら打合せの時間が増える旅立ちの春。そうした中施設に出向いてフィールドワークをしたり、インタビュー調査をしたり、細々とではあるけれど、研究の時間を捻出。その調査の過程で、重要な示唆を頂けそうな本を1冊紹介。谷口由希子著『児童養護施設…

旅立ちの春に寄せて

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。もう2年経つのかと思うと、何だかせつない気持ちに浸ってしまいます。皆さんが過ごした学生生活、振り返るとほんといろんなことがありました。政権交代が行われ、様々な社会的な問題に多くのアクターが積極的に…

ねむい

朝からこんなことを書くのは・・・。しかし、来年度の講義の準備などなどやらなきゃいかんこと、盛りだくさん。そして、徹夜。そりゃねむいよね。

学校教育ってなに?

児童自立支援施設での学校教育を阻むいくつかの理由を考えてみた。 いろいろあるけど、結局は大人の事情。

2月は業務少なめがいい

2月って、1年で一番日数少ないにも拘らず業務量がいろいろおかしい。そんなことを思いながら、春休み恒例となった学生面談の日程調整をしなくてはな〜と。新4年生は、最終学年で部活にも熱が一層入る時期。無事冬・春を乗り切ってほしいと願う。就活もね、皆…

福祉はウザい、ダルい、ダサい!?

寒いし、雪が降るし、散々な2月も、もう折り返し地点。息子たちはと言えば、今シーズンは概ね元気に過ごしていて、日々、体調の悪い私にはまぶしいばかりのエネルギーを発散しまくっている。 仕事の方はと言えば、例のごとく恒例業務に忙殺され、エネルギー…

ほのぼのした1日

午前中だけ大学に行き、業務の続き。明日からはレポートタワーと試験タワーの山と格闘せねば。学生さんは開放感に包まれているのだろうけど、こちらはもうひと踏ん張り。ざっと回答に目を通したが、できている人とそうでない人の差が激しい。用語説明も、空…

毎年恒例・・・

この時期になると、ほんと体がもたないなと思う。持たない理由、それはもちろん業務の多さ。レポート採点、定期試験採点、成績評価、恒例業務の入試業務と続く。入試業務は土日を挟むことになっており、10連勤なんてこともある。着任当初は、先輩の先生か…

あるシングルパパの思い

最近日曜日になるとTBSの「とんび」という番組を見ている。佐藤健さん演じる旭くんと内野聖陽さん演じるヤス、そしてそれを見守る人々の姿を描いている。久しぶりにいいドラマだなと感じている。そして、今自分が置かれた環境とあまり変わらないし、そして昔…

はじめの一歩を踏み出す ―児童自立支援施設、社会的養護への眼差しを変えるために―

いつもブログを読んでくださっている皆様、明けましておめでとうございます。拙いブログではありますが、今年もできる限り自分らしく綴っていければと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。毎年年初は、いくつかやりたいこと、考えていること…