私の本棚 その1
最近気になっている本をいくつかリストアップして行こうという謎の企画を始めます。
というのも、とある教職科目の講義で、学生さんから、先生のレジュメ大量に文献リストが書いてあるけど、どれを本当に読んでほしいのかわかりません、ときっぱり言われてしまったことが発端。そこから、読書はなぜするのか、どんな読み方がいいのかなど様々なことに話が発展し、結論として私が常日頃読みたいと思っているもの、読もうと思ったきっかけ(目的)みたいなものをもっとフランクに伝えるということになった。
というわけで、読みたいと思った動機も含め、様々なジャンルの中から、私が読みたい!!今読んでるよ!!という本を紹介したいと思う。ただし、淡々と紹介するだけになりそうなので、気になった本は、別枠で感想も書ければと思う。
ではでは1回目。
児童養護施設の子どもたちの生活過程―子どもたちはなぜ排除状態から抜け出せないのか―
- 作者: 谷口由希子
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 単行本
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ステータス:近々読み始める 本の領域:社会福祉学/児童養護
≪読む理由≫
・演習の時間に実習後の振り返りを高度化させるためのテキストとして読んでみたい。
・子どもたちが排除状態から脱出するためにどうすればよいかという児童養護の抱える基本的な課題が書かれている。
- 作者: 樋口 明彦,上村 泰裕,平塚 眞樹
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2011/03/11
- メディア: 単行本
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≪読む理由≫
・「下位大学の若者たち―学習の意味と社会的ネットワーク」の部分を特に読みたくて購入。
・若者が大学で何を学ぶのかということをじっくり考えてみたい。
- 作者: 風間孝,河口和也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/03/20
- メディア: 新書
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≪読む理由≫
・LGBTに関する知見をアップデートするため。
・友人から、まとまりのある良書であると薦められたため。
とりあえずは3冊。今後はマンガとかもリストに出てくるだろう。マンガもけっこう読んでるよ。研究室にみんな持ってきてくれるからね。おかげで、研究室はプチマンガ喫茶みたいになっている。
余談はさておき、1つ目の本は私の専門分野とも大いに重なるので、じっくり読んでみたいと思う。児童養護と社会的排除に関する書籍は最近ちらほら公刊されたものを見ているのだけど、今回の書籍は参与観察という長期の観察を通じて「排除からの脱出」に迫っている。楽しみである。
2つめの本は、これも私の研究に関わりがあると感じ、手に取った本である。まだ読み進めるスピードがあがっていないので、感想を書くには至らないが、児島さんの書かれている節については、非常に興味深く読ませて頂いている。
そして最後3つ目の本。最近本当にLGBTに関する本が増えている。石川大我さんの「ボクの彼氏はどこにいる?」や「MILK(上)-ゲイの「市長」と呼ばれた男、ハーヴェイ・ミルクとその時代」などなど。昔は伏見さんの同性愛入門などを読んでいたのだが、今一度、最近の同性愛に関する知見についてインプットしたいと思って、購入に至った。
なんだか、分野もバラバラだがどれも、読み応え十分となりそうな予感がしている。