1・17を刻む その1

今年も1・17を迎えた。

阪神淡路大震災から20年。復興は進んだのか、現状はどうなっているのかといった番組が多く流されるようになった。当時、バリバリ働いていた人も、年を重ねている。当時は経済的な負担軽減策がなかなか打ち出されず、再開発によって地域コミュニティが移り変わる中で、暮らしも大きく揺さぶられるなど、様々取り上げられている。

20年、もうあの年に生まれた子どもは成人している年月だ。そう考えると、街もそして街で暮らす人にもいろんなことがあったことは想像に難くない。

当時を思い返してみると、地震の時は施設のベッドで寝てた。結構大きなゆれだったが、最初はベッドが揺れてるだけだと思って目が開いて、目の前にいたI先生(看護師さん)にベッド揺らすなよ〜と言ってたことは、今でもその施設で語り草になってるようで。。朝テレビを見て、被害の様子が刻々と伝えられると、テレビの画面をじっと見ていた記憶が残っている。

その当時は、その年の起きた大事なことの1つくらいにしか思えてなかった。子どもにできることは限られる。いや子どもながらに無力感すら感じていた。

ボランティアへの興味関心が出てきたのも、阪神淡路大震災だったように思う。今日では、1月17日は、災害ボランティアの日になっている。災害とボランティアとのあり方を様々な形で考える、考えなくてはならない災害でもあった。

少し書き留めておきたいことがあるので、続きを明晩に。